女子プロレス「スターダム」のワールド&STRONG女子2冠王者・上谷沙弥(28)が、渡辺桃(25)との同門対決に燃えている。
11月3日の大田区総合体育館大会では両王座をかけ、今年度のシングルリーグ戦「5★STAR GP」覇者である同じ極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」に属する渡辺を迎え撃つ。上谷にとって渡辺はデビュー戦で胸を借りた先輩であり、クイーンズクエスト時代には行動を共にした仲間。2023年2月には当時ワンダー王者だった上谷が闇落ちした渡辺を撃破し最多防衛記録を塗り替えた。
王座戦を控えた上谷は「まさに最強同士の戦い。強さが互角だとしたら私はプロレスにかける思いの大きさで戦う。コメントだったり、SNSの発信力、1日の中でどれだけプロレスのことを考えているか。そしてなにより、プロレス界の頂点に立つ覚悟はあるのか。この気持ちは絶対に負けない自信がある」と語った。渡辺については「あまり口数多く語る方じゃないけど、意外と執念深さもある。桃にとってこの5★STAR優勝という大きなチャンスをどれだけ自分の流れに持っていけるかが重要になってくると思うけど、同門対決だろうと私は容赦なく倒しにいく」と宣戦布告した。
9月にAZMからSTRONG女子王座を奪ったばかり。2本のベルトを見つめた上谷は「赤いベルトはこの1年どんな時も一緒に歩んできたし、今の私をつくり上げた本当に大切なベルト。その半面、紫の腐ったベルトは、中野たむと同じ色をしているから、見るたびに引退マッチのことを思い出すし、呪いを背負わされてる感じがして毎晩胸が騒ぎ出す。最近悪夢を見るのはきっとこれが理由だよ」と意味深につぶやいた。
王座防衛の先には12月29日の両国国技館大会、そして早くも参戦が決定した来年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会での防衛戦も視野に入れているという。「近い将来スターダムでもやりたいと思っている場所に立てるのは素直にうれしい。年末の両国までしっかり走り切った上で、希望としては東京ドームで赤いベルトの防衛戦をやりたいと思ってる。今の赤いベルトはそれくらいの価値があるし、何万人ものお客さんに女子プロレス、そして沙弥様のすごさを見せられる自信がある。ザ・スターダムを見せられるようなギラギラした相手と戦いたいね…」と不敵な笑みを浮かべた。
闇に落ちた不死鳥の史上最大の悪夢はまだまだ終わらない。












