ひとまず〝爪あと〟は残した。日本代表・侍ジャパン・佐々木泰内野手(22=広島)が〝身内〟相手にプロでの日の丸デビューを飾った。

 宮崎合宿の実戦舞台として行われた10日の練習試合・広島戦。侍ジャパンの「9番・一塁手」として先発した鯉の若武者は、5回の3打席目に待望の快音を響かせた。広島の2番手・高に対し、迎えた一死一塁。「しっかり内の真っ直ぐをさばけた」と敵左腕の2球目の142キロ直球を捉えて、左翼越えに二塁打を放ち、日の丸のユニホームにプロでは初めて袖を通した一戦で、さっそく対外試合で初安打を記録した。

 日本球界のトップレベルの面々が集ったベンチでは、グラウンド内とは別の刺激をもらった。

 試合前からコミュニケーションを取ることを切望していた侍ジャパンの主砲・岡本(巨人)からは、打席でのタイミングの取り方を褒められたことを明かし「自信になりました」と白い歯を見せた。

 今後は所属の広島キャンプに戻り、鍛錬を行った後、15、16日の強化試合・韓国戦で再び日本代表に合流する予定。「しっかり、結果を残しにいって、いいアピールができたらいいと思いますし、キャンプでやっていることを出せたらいいなと思います」とさらに目をぎらつかせていた。