阪神はソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ 2025」第5戦(30日、甲子園)に延長11回の末、2―3で敗戦。セリーグ最速Vを果たした猛虎軍だったが、2年ぶりの日本一にはあと一歩届かなかった。
2―2の同点で迎えた延長11回だった。中4日のエース右腕・村上が回またぎでマウンドへ。先頭・野村にカウント2―2から148キロの直球を捉えられた打球は右翼スタンドへ一直線で突き刺さり、痛恨の勝ち越し弾を許した。
8回にはシーズン50試合&ポストシーズン14試合連続無失点を続けていた〝無双右腕〟石井大智投手(28)がついに牙をむかれた。一死一塁から1番・柳田を打席に迎えると、初球の150キロ直球を捉えられた。
高々と舞い上がった打球は左翼ポール際へ突き刺さり、シリーズ1号2ランを被弾。まさかの一撃に両手をヒザについてうなだれた。2023年7月以来の被本塁打、4月4日の巨人戦(東京ドーム)以来となる失点となり、スタンドも一瞬にして静寂に包まれた。
終盤まで終始有利な試合展開だった。2回に坂本の適時打で先制すると、5回には主砲・佐藤輝の適時打で追加点を奪取。投げては先発の虎3年目左腕・大竹耕太郎投手(30)が5回二死まで完全投球を披露すると、2番手・及川も1イニングを無失点に抑えていた。
それでも最後は流れを取り戻すことができず。屈辱の敵将・小久保監督の甲子園胴上げを見せつけられたスタンドは、ため息の渦に包まれた。












