ドジャース・山本由伸投手(27)がまるで優勝を決めたかのように劇的勝利を喜んだ。27日(日本時間28日)のブルージェイズとのワールドシリーズ第3戦はベンチ入りの投手10人を使い切る総力戦となり、延長18回から第2戦で105球完投したまさかの山本由伸がブルペンに向かった。

 試合は18回にフリーマンの劇的サヨナラ弾で決着し、19回からマウンドに向かう構えだった山本はブルペンでスタッフと抱き合って大喜び。大谷らに促されてグラウンドに駆け寄ると、ナインからまるで勝利投手のような祝福を受けた。

 山本は投手陣の危機を救うため、登板を志願したという。延長12回に8番手でマウンドに上がって打者1人を抑えたベテラン左腕のカーショーは米メディア「ドジャース・ブリード」を通じて「彼は自らすすんで問題を解決しようとしたんだ。できるってさ。それは信じられないことです。ご存じのように彼は2日前に完投したばかり。国を横断して朝4時に着いて、1日休んで〝投げられる〟って言うんだから」と明かしたうえで「ワールドシリーズで勝つためには時々、そういう覚悟が必要なんだ。それを成し遂げるために犠牲を払う選手がここにはたくさんいる。本当に素晴らしい」と献身的な心意気に拍手を送った。