阪神はソフトバンクとの「SMBC日本シリーズ 2025」第3戦(28日、甲子園)に向けて、一軍全体練習を実施。トレーニングや打撃練習を見守った藤川球児監督(45)は「普通にやればいいだけ」と繰り返し、どんな状況でもブレない姿勢を崩さなかった。

 敵地・みずほペイペイドームでの2試合を終え、対戦成績は1勝1敗のタイ。前日26日の第2戦は1―10で大敗を喫したが、指揮官は「素晴らしい選手がいて、小久保監督がしっかりされているのは、ずっと同じですかね」と相手チームへの敬意を忘れなかった。

 本拠地で迎える3連戦の初戦、第3戦の相手先発はリバン・モイネロ投手(29)に決定。今季も防御率1点台を記録したパリーグ屈指の左腕に対しても、虎将は「相手は関係ない。自分たちがどういう野球をするかだけ」と強調した。

打撃の調整を行った阪神・大山悠輔
打撃の調整を行った阪神・大山悠輔

 打線の主軸・大山悠輔内野手(30)も、淡々とした表情で言葉を選んだ。交流戦ではモイネロからタイムリーをマークしたが「それは、それですから。シーズンと今回は違いますし。もう一戦一戦です」と冷静に語る。

 ポストシーズンではここまで全試合で「5番・一塁」で出場するも、安打はCSファイナルステージで放った1本のみ。それでも「昨日までは、昨日で終わりましたし、今日は今日、明日は明日なんで。リセットはしっかりして、明日の試合はしっかり頑張りたい」と前を見据えた。

 頂上決戦の舞台は本拠地甲子園へ。指揮官もナインも〝平常心〟を忘れず、勝負の第3戦に臨む。