ドジャース・大谷翔平(31)から1700万ドル(約25億円)を不正送金して銀行詐欺罪などで拘禁4年9月の実刑判決を受けた元通訳・水原一平受刑者(40)の〝賭博スキャンダルドラマ〟が暗礁に乗り上げている。MLBの黒歴史となりうる前代未聞の事件を米制作会社「ライオンズゲート」が昨年5月、テレビシリーズとすることを発表。しかし、同社関係者によると、MLBとの関係を懸念してプロジェクト売却先が決まらず、苦戦しているという。米メディア「ハリウッドリポーター」が「実現が危ぶまれている」と報じている。

 話題性十分な題材ながら同メディアによると、ディズニー、アップル、ワーナーブラザーズ、ディスカバリーなどはMLBと毎年数億ドル規模の放送権契約を結び、ネットフリックス、パラマウントも独自の契約交渉を進めているという。ライオンズゲート広報担当者は「誰と話し合っているか、いないかは議論できません。しかし、このプロジェクトにかかわった相手からMLBを不快にさせる懸念を聞いたことはない」としているが、各社ともドラマのプロジェクトに関与することでMLBとの関係を危うくすることを懸念していると見られる。

 もっかドジャースはブルージェイズとワールドシリーズの真っ最中。大谷フィーバーに水を差すようなドラマだけに苦戦を強いられているようだ。