米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(テキサス州サンアントニオ)が22日(日本時間23日)に放送され、AEW統一王者オカダ・カズチカ(37)が、フォール負けを喫した世界タッグ王者にリベンジして防衛に成功した。
18日のPPV「レッスルドリーム」では、新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)とのコンビで、ブロディード(ブロディ・キング&バンディード)のAEW世界タッグ王座に挑戦。だが、同じ「ドン・キャリス・ファミリー」ながら不仲が続く竹下との連係が不調で、オカダがバンディードの21プレックス(変型ジャーマンスープレックス)で3カウントを奪われ、敗れた。
そのバンディードは世界タッグ王者とともにROH世界王座も保持。シングルでも実績があるマスクマンの人気者で、序盤から観衆はバンディードへの声援一色だ。統一王者が場外でルチャの実力者を攻め込むとブーイングが上がり、観客席にいた少年がオカダに中指を立てる場面も…。
それでもオカダは不敵な笑みを浮かべながら、フラップジャック、ダイビングエルボーで挑戦者を追い込む。ブーイングを飛ばす観客には仕返しの中指式レインメーカーポーズを決めてみせた。バンディードもトぺ・スイシーダ、ノータッチ式トペ・コンヒーロの猛攻。エディ・ゲレロ式のフロッグスプラッシュまで仕掛けるも、統一王者はタッグ王座戦でも集中攻撃を浴びせた挑戦者の左腕をロープに叩きつけ、一気に逆転する。
負傷箇所を狙われたバンディードは必殺21プレックスを決めるが、右腕一本で投げたためホールドできず3カウントを奪えない。オカダもレインメーカーをかわされ続け、おきて破りのレインメーカーを浴びて白熱の攻防に。最後は地力で勝る統一王者が21プレックスを切り返してレインメーカーをぶち込み、リベンジのフォール勝ちを収めた。
ベルトを守ったオカダを、ドン・キャリスが祝福。さらにキャリスに呼び込まれたTNT王者カイル・フレッチャー、ジョシュ・アレキサンダーランス・アーチャーらドン・キャリス・ファミリーのメンバーが総出でリングに上がり、統一王者をたたえた。
ところがファミリーに一人だけオカダの勝利を喜ばない男が…。IWGP世界王座のベルトを肩にかけた竹下は険しい表情で花道に現れた。先の世界タッグ王座戦では、試合中に相棒のオカダから中指を突き立てられており、現地実況でも「この2人の関係は非常に緊張している」と解説された。リングに向かおうとする竹下をキャリスとフレッチャーが制止したが、リング上のオカダはこれをあざ笑った。
一触即発の2人は果たして同門対決へと向かうのか? 注目が集まる。












