阪神の育成ドラフト1位ルーキー・工藤泰成投手(23=四国Il徳島)が、13日の甲子園ナイター練習で藤川球児監督(45)から直接指導を受けた。

 早出練習の打撃投手を務めた最速161キロ右腕。マウンドに上がると、指揮官はすかさず声をかけ、じっくりと投球をチェック。打者の島田、熊谷、栄枝への投球後もみっちりと投球談義が行われた。

 工藤は「キャッチャーミットに投げるのではなくて、その後ろに抜けるようなボールを投げるイメージでと言われました」と明かし「そのおかげですごくいい感覚、いいイメージで投げられた」と手応えを口にした。

 DeNAとのクライマックスシリーズファイナルステージ(15日開幕、甲子園)での登板の可能性も残る中で「試合で克服できるのが1番。気持ちが入る中で自分の体をコントロールできれば、ピッチングでもいいのかなと思います」と言葉に力を込めた。

 チームはリリーフ陣では今季途中に加入したハートウィグが故障で離脱し、すでに帰国。右腕がやや手薄となっているだけに藤川監督も「強いピッチャーという意味では工藤がいる。あとで後悔しないように準備させたかったので。戦う気持ちを持ってやってくれれば」と期待を寄せた。若き虎将の〝直球指導〟を胸に、力強い投球を見せつけたいところだ。