全日本プロレス11日の埼玉・行田大会に「HAVOC」新メンバーとして電撃参戦した潮崎豪(43)が王道マット参戦の経緯を明かした。9月末でノアを退団した潮﨑は芦野祥太郎のタッグパートナーとしてサプライズ登場。3冠ヘビー級王者・宮原健斗、鈴木秀樹と激突した。試合は宮原の反則負けで幕を閉じた。

 試合後、取材に応じた潮崎に数ある団体の中から全日本を選んだ理由を問うと「数ある中でじゃない。HAVOCが上がるリングが全日本ってだけだったんだ。ザイオン(HAVOCメンバー)から連絡をもらって、アイツの燃えるような強い気持ちが一緒にやりたいという気持ちにさせてくれたんだ」。あくまで「HAVOC」にひかれての選択だったことを強調した。ザイオンからの連絡は退団後の10月で「コスチュームも間に合わなかったよ」と以前と変わらないショートタイツ姿で笑顔を見せた。

 2004年にノアでデビューした潮崎は13年から15年まで全日本に籍を移していた。16年にノアに再入団するも今年9月に再退団。つまり今回の参戦は〝出戻りの出戻り〟ということなる。潮崎はノアと全日本、双方へ感謝を述べた上で〝出入り〟の多さには「軽く考えるつもりはないけど、それを気にしてたらリングでは戦えないから。俺は潮崎豪の戦いを皆さんに必死になって伝えるだけだよ」と腕をぶした。全日本への再入団の可能性については「考えてなかった。HAVOCとしてリングをかき回すというところを目的としているからね」と答えた。

 22日の後楽園大会では宮原との3冠戦を控えている。潮崎は「リング上の俺を見とけ、俺の戦いを見とけ。それだけです」と静かに闘志を燃やしていた。