全日本プロレス11日の埼玉・行田大会で世界タッグ王者組・ザイオン(35)とオデッセイ(31)の「HAVOC」コンビが青柳優馬(29)と安齊勇馬(26)の〝ダブルゆうま〟タッグに勝利し、初防衛に成功した。

 王者組はその巨体を生かして挑戦者組に迫る。オデッセイが優馬と安齊を両脇に抱えマットへ叩き落とす豪快なパワープレーも見せた。

 両者一歩も譲らぬ一進一退の攻防は続いたが、ザイオンのアシストを受けたオデッセイがジャーニーズエンドを安齊に決めて攻勢に出る。最後はザイオンがダイビングヘッドバットで安齊へとどめを刺して3カウントを奪った。

安齊勇馬(下)にダイビングヘッドバットを放つザイオン
安齊勇馬(下)にダイビングヘッドバットを放つザイオン

 試合後健闘をたたえ合う2人の前に現れたのは、この日の第2試合にくじ引きで名前が決まった北斗軍とアップタウンの合同ユニット「Gボーイズ」の面々。大森北斗と羆嵐が次期挑戦者として名乗りを上げた。ザイオンとオデッセイは2人の握手に応じ、対戦が決定的となった。

 バックステージでザイオンはこの日新たな仲間となった潮崎豪を歓迎。「芦野、ザイオン、オデッセイ、潮崎、誰が俺たちを止められるんだ?」と自信満々のコメントを残した。HAVOC旋風が王道マットに吹き荒れている。