ヤンキースは8日(日本時間9日)、本拠地ニューヨークでブルージェイズとの地区シリーズ第4戦に臨み、2―5で敗北。対戦成績1勝3敗でポストシーズン敗退が決まり、ワールドシリーズ(WS)優勝への夢は閉ざされた。
奇跡の逆転劇は起こせなかった。4点差を追いかけた9回、ジャッジが意地の適時打を放ったが、続くベリンジャーが空振り三振に倒れてゲームセット。敵地で連敗し、ヤンキー・スタジアムに戻った前夜の第3戦はジャッジの同点3ランなどで5点差を追いつき、ジャズ・チザム内野手(27)の豪快弾で崖っぷちから反撃ののろしを上げた。守備では中継プレーで相手の走者から目線を切って得点を許すミスを犯し、ビハインドの展開であくびをしていたことで批判も浴びた。それでもバットで結果を残して一躍ヒーローとなったが、この日は一転して戦犯扱いとなった。
地元紙「ニューヨークポスト」は「ジャズ・チザムの痛恨エラーがヤンキースを窮地に追い込んだ」と断罪した。その場面は1―2のロースコアで進んだ7回の守備。7回一死一塁でヒメネスが放った中前へ抜けそうなゴロをの正面から捕りにいった。しかし、グラブに収められず、打球を大きくはじいて中前へ…。遊撃手のボルピは二塁のカバーに入る動きを見せ「4―6―3」の併殺打で攻守交代となるところが一死一、三塁とピンチを広げてしまった。
その後、二死二、三塁と局面が変わってルークスの中前適時打で2点を追加され、終盤で痛すぎる失点につながった。同紙は昨年の終戦時を引き合いに「ヤンキースはいくつかのひどい守備でワールドシリーズ第5戦で敗れて2024年シーズンを終え、オフシーズンの批判に直面した」とも伝えた。
チザムは4回無死一塁で一ゴロ併殺、6回二死一、二塁のチャンスで二ゴロに倒れるなど3打数無安打(1四球)。09年以来となるWS制覇は来年以降に持ち越しとなり、騒がしいオフに突入する。












