ア・リーグ地区シリーズ(ALDS)第2戦が5日(同6日)に行われ、 ヤンキースは敵地ブルージェイズに7―13の大敗。3戦先勝制で崖っぷちに追い込まれたブロンクスの名門に対し、宿敵レッドソックスのレジェンドOBで「ビッグ・パピ」の愛称で知られるデビッド・オルティス氏(48)が「トドメの一言」を放ち、SNS上で炎上している。
試合後、米テレビ局「FOXスポーツ」の番組に出演したオルティス氏は、同席していたヤンキースOBのデレク・ジーター氏(50)とAロッドことアレックス・ロドリゲス氏(49)の前で「彼らはイエスを連れてきてもカンクン行きだ。もう終わりだ」と発言。奇跡を呼び起こすためにたとえキリストが降臨しても逆転でのALDS突破はあり得ず、これからオフシーズンに入るヤンキースの面々は人気リゾート地のメキシコ・カンクンでバカンスを過ごすことになるだろうとジョーク交じりで予告した。
同局の公式Xでもロドリゲス氏とジーター氏の笑いを誘った動画が投稿されているが、インド系の米メディア「スポーツキーダ」が報じたところによれば、SNS上には「彼がいたチームはヤンキースにカンクンに送られたのに、なぜ彼はそんな悪口を言うのか」「ブルージェイズに呪いをかけるな」など怒りのコメントが殺到し今も波紋を広げているという。
ヤンキースはワイルドカードシリーズ(WLDS)で先に王手をかけられながらもオルティス氏がかつて在籍していた宿敵レッドソックスを下し、NLDSへ逆転進出。しかしながら2連敗で敗退危機に立たされており、ファンの心情は極限状態。そんな中での〝あおりトーク〟が火に油を注いだ格好だ。一方で「パピ(オルティス)がAロッドとジーターを困らせる姿を見るのが最高」と、痛快なジョークとして楽しむ声も少なくない。
オルティス氏はWLDSでヤンキースの新人キャム・シュリトラー投手(24)の快投を称賛するなど立場上、宿敵にも公平な分析を見せている。だが、このようにヤンキースに対してはトラッシュトークの批評をさく裂させることも少なくない。現役時代からのライバル意識はいまだ健在のようだ。
ヤンキースは7日(同7日)の第3戦で本拠地ヤンキースタジアムへ戻り、今季18勝左腕のカルロス・ドン投手(32)かキャメロン・シュリトラー投手(24)が先発予定。WLDSに続き、窮地からの巻き返しなるか。ブロンクス・ボンバーズの背水の戦いが続く。












