今季も苦手意識を払しょくできなかった。中日は30日の巨人戦(東京ドーム)に2―4で敗れ、同カード11勝13敗。直接対決1試合を残しながら、巨人戦の負け越しが決定した。
試合後の井上一樹監督(54)は「巨人だからというのはなくて、どこが相手でも苦しかった」とコメント。そして「スキをウチが見せてしまうようなことがあったら、たたみかけられる。たたみかけていこうと思っても、そこでストップ、せき止められるというところがどの球団もあった。今季の巨人戦で印象深いのは(逆転サヨナラ負けと9回逆転勝利で1勝1敗だった)東北での試合(7月8日、9日)かな」とも続けた。
対巨人は、これで4年連続の負け越し。しかも直近10年間で勝ち越したのは2021年のみで〝Gアレルギー〟が続いている。ぶっちぎりの優勝を飾った阪神には今季13勝12敗とセ・リーグで唯一の勝ち越しを決めたが、巨人と5年連続負け越しのDeNAの2チームは完全に〝天敵〟となっているのが現状だ。
中日は来季、球団創設90周年を迎える。昨季は90周年の巨人、今季も90周年の阪神が優勝しているだけに、球団内では「来季はうちが優勝しなければいけない」という声が高まっているが、11年以来遠ざかっている優勝をつかみ取るためには苦手チームの克服は「マスト」。巨人とDeNAに対し、どんな戦いを見せるかが井上竜2年目の大きな課題となりそうだ。












