ヤンキースは30日(日本時間1日)から本拠地ニューヨークにレッドソックスを迎え、ワイルドカードシリーズに突入する。
2009年以来となるワールドシリーズ優勝に向けた最後の戦いが始まるが、球団ではポストシーズン(PS)開幕を前にあおり動画を公開。第1戦に先発するフリードや看板選手のジャッジらが活躍した場面を2分26秒でまとめている。
動画が添付された公式Xには「野球は変化に満ちている」「我々の目標は変わらない」とのメッセージが記され、16年ぶりの頂点へ強い決意をにじませた。
当然のことながら、動画はヤンキースの〝いいとこどり〟。しかし、わざわざスローモーションで加工、強調されていたのが昨季在籍したフアン・ソト外野手(26)が空振り三振に倒れたシーンだった。フリードの内角球にバットが空を切った直後、同じような球を満塁本塁打にしたベリンジャーに切り替わるという編集だ。ソトはヤンキース側から提示された大型契約を蹴り、同じニューヨーク内のメッツに移籍。そして今季はPS進出を果たせず終戦してしまっただけに、何とも意味深だ。
米メディア「FANSIDED」は「ヤンキースがメッツの傷口に塩を塗る」「フアン・ソトをやゆする伝説的プレーオフ予告編」と報道。「良質な映画には心から敬意を払う。本作はまさにそれに当たる。ヤンキースはソトが移籍したチーム(メッツ)を上回る成績を収めたため、ソトに何らかの皮肉を盛り込むことは予想通りだったが、これ以上の仕打ちがあるだろうか」と絶賛した。
5月にヤンキー・スタジアムでメッツと対戦した際は、ファンからソトにすさまじいブーイングとヤジが浴びせられた。禁断のニューヨーク間移籍で生まれた〝確執〟は今後も消えることはなさそうだ。












