ソフトバンクは25日のロッテ戦(熊本)に0―5の零封負けを喫し、大事なカード初戦を落とした。先発・上沢が2回に先制3ランを被弾するなど4失点。開幕投手を務めた先発の柱が6回5失点で今季初黒星を喫した。打線はロッテ先発・種市が初回に左足を痛めて緊急降板する中、相手の小刻みな継投の前に散発6安打とつながらず。投打に精彩を欠く結果となってしまった。
試合後、小久保裕紀監督(54)は「今日は今年一番見せ場がなかった試合。年に一度の熊本で一番申し訳ない。(好守を連発した)初回の川瀬ともう一つの川瀬、今宮の初回の守備ぐらい。あとはさっぱりだった」とふがいない試合に悔しさをこらえ、熊本のファンに頭を下げた。
開幕カードで日本ハムをスイープして5連勝スタートを切ったが、24試合を終えて13勝11敗。ペナントを争う最大ライバルである日本ハムに5戦全勝している一方で、直近は3カード連続の負け越しと下降ぎみだ。
この日の敗戦でカード初戦を落とすのは、4カード連続。なんとも不穏な結果に、意気軒昂な小久保監督も試合後「ちょっと、なんかズルズルいきそうな…」と珍しく不安な表情を浮かべ「なんか手を打ちます。このままではアカン。ズルズルいってしまう…」と危機感をあらわにした。まだシーズン序盤とはいえ、波に乗れない星取りは気がかりだ。チーム内で危機意識の共有を図りつつ、奮起を促した。
この日の試合前には、オスナとヘルナンデスがともに体調不良を訴えてベンチから外れた。ブルペンの台所事情が極めて苦しい中で、実績ある中継ぎ2枚を欠く事態は不穏だった。試合後、小久保監督は「病院に行って、感染症ではなかった」と2人の状態を説明。その上で「こっち(熊本)まで来たけど、先に(26日に試合が行われる)鹿児島に行かせた。(26日も)回復しなかったら、先に福岡に帰して火曜日(28日のオリックス戦)から万全に」と語った。
踏ん張りどころを迎えている王者。悪い流れを断ち切るべく、人事を尽くす。












