阪神・梅野隆太郎捕手(34)が25日の広島戦(甲子園)で今季初出場を果たした。
 この日一軍昇格を果たした虎の背番号2は1点リードの9回からマスクをかぶり、同学年の守護神・岩崎優投手(34)とコンビを組んでグラウンドに立った。スタンドに詰めかけた虎党からは大歓声。「本当にありがたいし、選手としてこの舞台で戦えることは幸せ。あとは結果で恩返しできるようにやっていきたいです」と感謝を口にした。

 だが、その9回は先頭・菊池に四球を与えると、代走・辰見に二盗を許して無死二塁。佐々木の犠打などで二死三塁とされ、モンテロの投手強襲の内野安打で同点に追いつかれた。

延長12回の打席で見逃し三振に倒れ、天を仰ぐ阪神・梅野隆太郎
延長12回の打席で見逃し三振に倒れ、天を仰ぐ阪神・梅野隆太郎

 それでも延長戦では10回からドリス、モレッタ、12回は工藤をリードし、勝ち越し点は与えなかった。「追い越されなかったし、最後まで負けがないところまでいけた。12回に工藤もしっかり頑張ってくれた。そういう積み重ねがチームにとって大事になってくる」と振り返った。

 今季初出場は悔しさも残るドローとなったが「再出発かなという感じ。この1試合を個人としてもスタートできた。また明日から頑張りたいです」と前を向き「次は勝って喜べるようにやっていきたいし。負けないようにバッテリーで粘り強くやっていくことも大切。改めて甲子園でプレーできてよかったし、これからですね」と巻き返しを誓った。