MLBのポストシーズンは30日(日本時間10月1日)にワイルドカードシリーズ(3回戦制)が開幕。ナ・リーグ西地区優勝のドジャースは本拠地で中地区3位のレッズを迎え撃つが、ほとんどのメディアがドジャースの勝利を予想している。
そんな中、米経済誌「フォーブス」は「専門家もブックメーカーも、ピート・ローズの幽霊さえも火曜日に開幕するナショナルリーグ・ワイルドカードシリーズで、シンシナティがロサンゼルスに勝つ可能性はほとんどない、あるいは全くないと考えている」と前置きした上で「シンシナティが歴史的な大番狂わせを成し遂げる可能性を3つ挙げてみる」とレッズの奇跡をシミュレーションした。
最初に指摘したのが先発投手の充実ぶり。第1戦で先発予定のグリーンと第2戦のアボットはともにシーズン防御率が2点台と安定している。左腕アボットについては「ハードコンタクトを制限することにたけており、恐ろしい左打者、特に大谷翔平とフレディ・フリーマンを無力化できる可能性がある」とした。
2つ目がデラクルズの存在だ。レッズが誇る天才児は今季、打率2割6分4厘、22本塁打、86打点、OPS.776、37盗塁を記録。「このシリーズで最も魅力的な選手は誰でしょう? 多くの人が大谷翔平と答えるだろう。しかし、正解はレッズのスイッチヒッター、エリー・デラクルズだ。打席、走塁、守備のすべてで試合を支配する能力を持っている。信じられないかもしれないが、彼だけがこんなことができるのだ」とした。
そして最後の切り札が名将・フランコーナ監督だ。9月5日の時点で勝率が5割を切り、ポストシーズン進出の可能性はわずか1・3%だったチームをこの舞台まで引っ張った。「忘れてならないのはフランコーナは奇跡を起こせる男だということ。2004年、彼はボストン・レッドソックスを率いて、アメリカンリーグ・チャンピオンシップシリーズでニューヨーク・ヤンキースに0勝3敗で敗れていた状況から逆転優勝を果たし、MLB史上初の快挙を成し遂げた。もしレッズが驚がくの勝利を収めることができるとしたら、それはフランコーナ監督だからこそ可能なのだ」。 巨大帝国を相手に小規模市場かつ低予算のレッズがどう立ち向かうのか、見逃せない。












