新日本プロレス28日の神戸ワールド記念ホール大会で、IWGP GLOBALヘビー級王者のゲイブ・キッド(28)が鷹木信悟(42)の挑戦を退け2回目の防衛に成功した。

 過去に数々の激闘を繰り広げてきた両雄の王座戦は、戦前の予想通り壮絶な攻防が繰り広げられた。15分過ぎ、ゲイブはエプロンから場外に設置されたテーブル上へのMADE IN JAPANを浴びて大ダメージを負う。カウント19で何とかリングに戻るとスライディングエルボーを叩き込まれ、怒とうの猛攻にさらされる。レインメーカー式パンピングボンバー、バーニングドラゴンと鷹木の得意技を立て続けに食らってしまった。

 それでもラスト・オブ・ザ・ドラゴンを回避すると同時にパイルドライバーを決めて決定打は許さない。激しい打撃戦から鷹木にリバースフランケンシュタイナーを決められながらも、ラリアートで応戦。強烈なO―KNEE(ニーリフト)から変型のマッドマンボムでマットに叩きつけると、最後はレッグトラップパイルドライバーで3カウントを奪った。

 試合後のリング上には直前の試合でデビッド・フィンレーに勝利した前王者・辻陽太が登場。「ゲイブ、どうやらお前は少し変わっちまったようだな。でも俺とお前、やろうとしていることは変わらない。俺にはそのベルトが必要だ。今度は挑戦者として俺がお前に挑む。覚悟はいいか」と挑戦表明を受けたゲイブは「お前はチャレンジャー。いい、大丈夫。10月13、両国。来いよ、一番ライバル」と日本語で受諾した。

 ゲイブと辻は同王座をかけてすでに今年2度激突。2月大阪大会では両者KOにより当時の王者・辻が防衛に成功し、6月大阪城ホール大会ではゲイブが勝利を収めてベルト奪取に成功している。新世代のライバル同士の3度目の王座戦が、両国の舞台で実現することになりそうだ。