セ3位の巨人は27日のDeNA戦(横浜)に9―8で勝利。2位・DeNAとのゲーム差は2・5に縮まった。

 終盤に怒涛の反撃を見せた。4―8で迎えた9回一死からキャベッジ、泉口、岡本と3連打でまずは2点を返すと、その後二死一、二塁から中山の適時打で1点差にまで猛追。代打・坂本が四球を選んで二死満塁とさらにチャンスを広げ、途中出場の佐々木俊輔外野手(25)が2点適時打を放って逆転に成功した。

 引き分けか負けで2位の可能性が消滅と、絶対に負けられない戦い。最大4点差をひっくり返して、4時間5分の熱闘を制した。殊勲打を放った佐々木は「打つにつれてベンチもすごい盛り上がっていきましたし、本当にすごい今後につながる、チームに勢いをつけた終わり方だったなと、勝手に思っています」と激動の9回を振り返った。

 阿部慎之助監督(46)も「みんなの意地を見ました。何とかしてやろうっていう思いをね、多分みんなが持ってくれていたんでね」とナインを称賛した。

 CSでのファーストステージで再び激突するDeNAとのレギュラーシーズン最終戦での執念の勝利。指揮官は「相手からしたら多少は嫌な印象を持ったと思いますし。まだ(2位の)チャンスはあるので、もうすべて勝つつもりでやりたいなと思います」と強く意気込んだ。