米国・AEWの「DYNAMITE」(ペンシルベニア州ピッツバーグ)が24日(日本時間25日)に放送され、白川未奈が世界女子王座戦で悔しすぎる黒星を喫した。

 同王座は白川の盟友トニー・ストームが2月から7か月保持してきたが、20日のPPV「ALL OUT」の4WAY王座戦で敗れ、クリス・スタットランダーにベルトを奪われた。白川は試合前のインタビューで「私はトニーのために、未奈のためにそして愛のために戦う。そして必ずAEW世界女子王座を取る」と、メジャータイトルの初戴冠を誓った。

 王者クリスvs白川のAEW世界女子王座戦は、この日のメインイベント。気合満点の白川は河津落としから得意の胸振りポーズを決めたが、体格に勝るクリスに背後から抱え上げられ、バックドロップで叩きつけられる。だが、「レッツゴー!」の駆け声とともにコーナーでクリスの額にパンチの雨を降らせ大歓声を浴びた。さらにエプロンから、王者の左ヒザを場外の床に叩きつける荒業を披露。鉄階段に叩きつけると、倒れたクリスに横回転スプラッシュを見舞った。
 
 快調に攻め込むも、パワー自慢の王者は白川を滞空時間の長いブレーンバスターで打ちつけて反撃。パワフルな攻撃で挑戦者を追い詰めるが、白川は「なめんなあ!」と叫びながらスリングブレイドで叩きつけた。続けてスイング式DDTから左ヒザを狙って猛攻。王者も大技連発で譲らず、試合は白熱の攻防となった。
 
 白川はドラゴンスクリュー2連発で左ヒザを痛めつけ、「オッケー!」の掛け声とともにコーナー上段へ。雪崩式スリングブレイドで王者の首を刈った。これをカウント2で返されると、ローリングエルボーからバズソーキックとつなぎ、足4の字固めだ。ロープに逃れられても、打撃の連打で圧倒して再び足4の字を仕掛けるが…下から王者に頭を蹴り飛ばされた。すかさずトニーから王座を奪取した「シートベルト」で丸め込まれ、3カウントを奪われた。

 まさかの大逆転負けに白川は、頭を抱えて悔しさいっぱいの表情。5月には当時の世界王者トニーに敗れており、7月にはTBS王者メルセデス・モネ、8月にはROH女子世界王者アティーナと、メジャーのシングルタイトル戦での連敗を止められなかった。それでも白川は自身のSNSに動画を投稿し「私は決してあきらめない。必ずAEW世界女子王者になる。あきらめない…」と語り、不屈の闘志を見せていた。