新日本プロレス28日神戸大会でV2戦に臨むIWGP GLOBALヘビー級王者ゲイブ・キッド(28)が、挑戦者の鷹木信悟(42)に猛反論だ。右ヒザ負傷でG1クライマックスを欠場したゲイブは、米AEWとの合同興行「Forbidden Door(禁断の扉)」(8月24日、英ロンドン)を優先したと指摘されていたが…。完全否定すると同時に、鷹木を痛烈批判した。

 G1を序盤で負傷欠場したゲイブだが、早期復帰を果たし神戸で鷹木を迎え撃つ。「確かに俺の体は100%じゃない。だが魂は1000%だ。鷹木に対する印象は、キャリアの衰えを目の当たりにしている孤独な老人。挑戦権を得るために、乳児がベビーカーからおもちゃを投げ出すようなマネをするな」。揺るがぬ自信と敵対心を明かした。

 鷹木からはG1よりも母国開催の禁断の扉を優先したと糾弾され、王者失格のらく印を押されると同時に野毛道場への強制送還まで予告された。しかしゲイブは「その主張はばかげてる。右ヒザのケガについては完全に透明性を保ってきたし、回復には2~4週間を要した。厳しい決断だったが、回復と王座防衛に集中するのが俺の選択だった」と主張。「最初は腹が立ったが、5分もたつと思わず笑ってしまった。俺が王者にふさわしくない? 自分は準決勝にも進めなかったのに? アイツは英国人である俺の方が自分より日本精神を持っていることに腹を立ててるだけだ。あるいは今年43歳になるのに、女性と話せないからかもしれない。間違いなくこの2つのどちらかだ」と一刀両断した。

 さらにゲイブは「『NEW JAPAN CUP』で俺に勝っているタイチの方が、俺にとってより良い挑戦者だったはずだ。だが正直なところ、相手が誰であろうと関係ない」と今後の防衛ロードについて言及。「G1を見ていて最も腹立たしかったのは、みんなの慢心ぶりだ。俺が新日本に来たのは、ここに情熱があったからだ。だが今では多くの人々の情熱が冷め、ただ形だけこなしているように見える。俺は新日本を世界で最もエキサイティングな団体にするためにここにいる。だから挑戦したいヤツは、胸を張って来い」と全方位に宣戦布告した。

 AEWマットではダービー・アリンとの抗争が激化しているが「AEWは俺にとってサイドクエストだ。新日本のツアーの合間に、人をぶっ飛ばしに行く場所さ。だがダービーは大きな過ちを犯した。俺を生かしておいたことだ。時が来れば彼を始末するが、今は神戸ワールド記念ホールの屋根を吹き飛ばすことに全集中だ。世界一エキサイティングなプロレスでな」とキッパリ。帰ってきたマッドマンが、GLOBALのベルトを使って団体に闘魂を注入する。