米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(ペンシルベニア州フィラデルフィア)が3日(日本時間4日)に放送され、新日本プロレスのIWGP GLOBALヘビー級王者ゲイブ・キッド(28)が、ダービー・アリン(32)と破天荒すぎる乱闘を展開した。

 8月24日の新日本との合同興行「Forbidden Door」では、デスライダーズ&ヤングバックスと組んで、棚橋弘至&ケニー・オメガ&飯伏幸太&ウィル・オスプレイ&ダービーと「ライトアウツ・スチールケージマッチ」で激突。ゲイブとダービーはハードコアなぶつかり合いを繰り広げた。

 前回の「COLLISION」では「俺はお前の魂を奪い、ただの壊れた、弱くてちっぽけなフリークにしてやる」とダービーにメッセージを送っていたゲイブは、オープニングで「俺の時間だ」とマイクを持って現れた。「どこにいやがる?」とリング上でダービーを呼び出すと、すぐさまダービーが現れてゲイブの背後に組みついた。「ダービー! ダービー!」のチャントを浴びてエプロンでGLOBAL王者の腕をコーナーの金具に叩きつける。

ゲイブ・キッドはダービーをリングに呼び出す(©All Elite Wrestling)
ゲイブ・キッドはダービーをリングに呼び出す(©All Elite Wrestling)

 ゲイブも負けじと、場外で強烈なラリアートで吹っ飛ばした。さらにブーイングを飛ばすフィラデルフィアの観衆にも悪態を吐く。ところが復活したダービーの必殺コフィンドロップをくらってダウン。デスライダーズのウィラー・ユウタが助太刀するが、ダービーはリング下から画びょうを裏側に張りつけたスケートボードを取り出した。スケボーに乗ったままフットスタンプを放つと、ユウタの背中に画びょうが突き刺さる地獄絵図に…。

 ここで極悪デスライダーズのジョン・モクスリーとクラウディオ・カスタニョーリも登場。さらにフックにサモア・ジョー、パワーハウス・ホブスらも加わって大乱闘となった。ゲイブとダービーは殴り合いながら観客席からバックステージへなだれ込み、ゲイブは機材の上で首を絞め上げた。さらにハンマーを手に襲い掛かるが、ダービーがパウダー攻撃でゲイブの目を潰して反撃する。

 さらにAEW実況陣によると「恐らく何らかの化学物質」が含まれた布でゲイブは鼻と口をふさがれ、意識を失ってしまう。ダービーはトラックの荷台から持ち出した遺体袋の中にゲイブを詰め込み、ファスナーを締めた。遺体袋はチェーンでトラックに連結されている。意識を取り戻したゲイブは遺体袋の中で暴れるが、時すでに遅し…。何とゲイブの入った遺体袋はダービーの運転するトラックに引きずられ、どこかへ去ってしまった。

 ゲイブは7日東金大会から新日本の試合に臨み、28日の神戸ワールド記念ホール大会で鷹木信悟とのV2戦を控えるが、ダービーとの抗争も激しさを増す一方だ。