新日本プロレスの鷹木信悟(42)が、IWGP GLOBALヘビー級王者ゲイブ・キッド(28)の野毛送還を予告した。28日の神戸ワールド記念ホール大会で同王座に挑戦する鷹木は、最近のゲイブの〝おごり〟を指摘。鼻っ柱をへし折り、新日本道場からの出直しを命じるつもりだ。

 鷹木はG1クライマックス最終日となった8月17日の有明大会で王者を糾弾した。ゲイブがKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)とのリーグ戦初戦で左ヒザを負傷し以降の公式戦をすべて欠場しながら、米国・AEWとの合同興行「Forbidden Door(FD)」(8月24日、英国・ロンドン)への出場が発表されたことに反応。「ちょっとケガしたぐらいで国に帰っちまうような王者なら、ベルト返上したほうがいい」とアピールしたことがキッカケで、王座戦での激突が決定した。

 取材に対し鷹木は「最近のゲイブを見てると心ここにあらずみたいに見えるよね。竹下戦の時に序盤で負傷したっぽいけど、その後も動いていたからそこまで大きなケガではないと思ってた」と指摘。「俺は正直、アイツはFDに備えて帰ったと思ってるから。G1よりも英国のビッグマッチを優先していると思ったから、俺はカチンと来たよ。そりゃIWGPのベルトを持っている者として責任感なさすぎじゃないのって」と〝疑惑の目〟を向ける。

 ゲイブといえば外国人選手ながら新日本の野毛・LA両道場で鍛錬を積んだ、強い「新日本愛」の持ち主。1月5日東京ドーム大会ではライオンマークを背負ってAEWのケニー・オメガと大激闘を繰り広げ、棚橋弘至社長を号泣させた。しかし鷹木は「あの時と今では違うね。アイツが今どこを見ているのかは、正直俺には分からない。そんな中途半端な状態であれば、俺が白のIWGPベルトを奪取してまた違うカラーを付けたいなという気持ちがある」と言い切る。

 これまで数々の激闘を繰り広げ、ゲイブの実力を認めているからこその苦言でもある。鷹木は「間違いなく調子に乗ってるなって。ファンがアイツを支持してるのも分かるけど、鼻っ柱を折ってやりたい気持ちが強いね。もう一度ヤングライオンからやり直すくらいの気持ちになるまでとことん叩き潰してやろうかなって。野毛の魂を忘れてるんじゃないか? もう一度野毛からやり直せって。何なら俺が練習見てやろうか?」。かくいう本人が野毛未経験というツッコミどころはさておき、鷹木が鬼軍曹と化しゲイブを更生させる。