新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」30日大阪大会のBブロック公式戦で、鷹木信悟(42)が海野翔太(28)から2勝目(うち不戦勝1)を挙げた。待望の〝自力初勝利〟で逆襲ののろしを上げたザ・ドラゴンは、「無所属」として迎える初のG1で頂点取りへ意欲満々。優勝後は〝第2の故郷〟でのIWGP世界ヘビー級王座(現王者はザック・セイバーJr.)奪回プランも見据えている。
一進一退の攻防からさく裂させたラスト・オブ・ザ・ドラゴンは右ヒザのダメージでカバーに行けなかった鷹木だが、パンピングボンバーからのバーニングドラゴンで激闘に終止符。「やっとだよ自力初勝利。これで本当の意味で鷹木信悟のG1クライマックスが開幕するぞ」と力強く宣言した。
今年は1月4日東京ドーム大会でKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)にNEVER無差別級王座を奪われると、6月の大阪城ホール大会でも後藤洋央紀とのIWGP世界ヘビー級王座戦で惜敗。大一番で結果を残せない日々が続いている。竹下にはG1公式戦(26日、大田区)でも敗れたが「相当気合入ってたんだけど、まさかの失神KOとはね…。まあ期間中にリベンジできる可能性もあるし、まだまだ下を向いている場合じゃないなって」と前を向いた。
借りを返したい相手が多くいるからこそ描く青写真がある。一昨年までのG1覇者は翌年1月4日東京ドーム大会でIWGP世界王座に挑戦するのが通例だったが、権利証システムの廃止により昨年覇者のザックは10月両国大会で王座に挑戦しベルトを奪取した。
選択肢が広がったことを受け鷹木も「俺もドームにこだわりはないし、2025年ここまで結果が出てないってことでは、年内に決着をつけたい気持ちはあるよね」と年内のIWGP再挑戦に意欲。「竹下とは年内にもう1回やりたいって思いがあるし、後藤にも借りは返したい。いろいろ年内にやらなきゃいけないことを考えれば、俺の第2の故郷、9月(28日)の神戸で挑戦なんてこともアリなんじゃないの? (21年に)IWGPを持ってた時も神戸ワールドでタイトルマッチはできなかったので」とドラゴンゲート時代から思い入れのある特別な会場を候補に挙げた。
5月に新日本を退団した「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」時代の盟友の内藤哲也とBUSHIが25日(日本時間26日)に英国で再始動したのも刺激になったという。「新しいテーマ曲もどんなんだろなってチェックしたりしてね。おのおの道は分かれたけど、刺激し合える関係でいられたらと思うよ。内藤が辞めて、嫉妬するような結果を残したいというのはあるね」。18年10月から加入したLIJを離れ「無所属」として迎える最初の夏で、鷹木が悲願の頂点をつかみ取る。












