西武の高卒ドラフト5位右腕・篠原響投手(18=福井工大福井)が7日のロッテ戦(ベルーナ)で4回2/3を投げ、7安打4失点のホロ苦デビューを果たした。

 立ち上がり、1番の高部に2球目の外角152キロ直球を左前打とされてスタートした緊張のプロデビュー登板。チェンジアップの制球が定まらず、寺地に四球を与え二死一、二塁のピンチを背負うと5番・藤岡にストレートを右前に運ばれ、二走・高部が俊足を飛ばして一気に生還した。

 初めて経験するレフトスタンドの大歓声。スタンドからは両親、友人らが見守る初登板の緊張の中で、初回は23球を使い2安打1四球1失点の内容だった。

 落ち着きを取り戻した2回は初死球を与えたものの無失点。3回も寺地、山口の3、4番を内角速球、外角スライダーで連続三振に斬って本領を発揮したが、先制打の藤岡に右前打を許すと、続く佐藤都に甘く入ったスライダーを右中間スタンドへ4号2ランとされ2失点。4回にも高部の犠飛で1点を失った。

 ファームでは70回2/3を投げて11四球と制球力が自慢の高卒ルーキーだが、デビュー戦では緊張からか球数もかさんで3四死球。許した7安打のうち6安打が左打者ということも、今後の課題となってきそうだ。

 それでもストレート、チェンジアップ、スライダーで奪った5三振には、高卒ルーキーらしからぬ非凡さが詰まっていた。この日の89球をどう糧にしていくか、今後の飛躍が期待される。

 5回途中4失点でプロ初黒星を喫した篠原は「初回、先頭打者に安打を打たれたことで厳しいコースへの意識が強まり、四球で出塁させて失点につなげてしまいました。もう少し大胆に投げることができればよかったと思います」と初回の失点を反省した。

 続けて「投げミスで甘く入った球を本塁打にされてしまったり、チェンジアップを引っ掛けてしまうことが多かったので、しっかりと修正していきたいです。試合を通して思い通りの球を投げることもできた点は良かったと思います」と収穫も語っていた。