ドジャースでは9月のロースター枠拡大に伴い、負傷者リストからウィル・スミス捕手(31)、ダルトン・ラッシング捕手(25)、左腕ジャスティン・ロブレスキー投手(26)、3Aからアレックス・フリーランド内野手(25)の4選手を昇格させた。特に正捕手だったスミスは首の椎間板炎で約3か月も戦列を離れ、リハビリを経てようやく復帰にこぎつけた。

 9月の攻撃力アップに繋げたいところだが、一方でまたも涙をのんだのが、3Aオクラホマでコールアップを待ち続けたキム・ヘソン内野手(27)だ。4月6日にベッツの負傷に伴ってメジャー昇格したが、5月3日に再び降格。75試合で打率2割7分2厘、3本塁打、27打点とアピールしてきたが、選ばれたのはライバルのフリーランドだった。

 奮闘虚しく、もはや残りシーズンのメジャー出場は絶望的。韓国メディアには〝悲報〟が相次ぎ「スポーツ朝鮮」は「衝撃の脱落だ。ドジャースはまたもキム・ヘソンを無視した」とし「MHN」は「こんな因縁があるだろうか。またもフリーランドに敗れて復帰はならなかった。こんな悔しさを味わったことはない。二度もやられた。フリーランドは3Aで打率2割5分9厘、5本塁打、26打点とキム・ヘソンより優れていない。それでもドジャースの選択はフリーランドだった」と開幕に続いての屈辱だと強調した。

 さらに理由として「フリーランドはキム・ヘソンと違ってドラフトで指名したファーム出身の選手だという点だ。そのため球団が育てる選手という認識が強い」と分析している。しかし、昨年と同様にまだポストシーズンでの昇格の可能性は残されている。大舞台で〝生え抜き〟選手を出し抜くことができるか。