東京女子プロレス23日の後楽園ホール大会で荒井優希(27)が伊藤麻希(30)に勝利し、デビュー戦の雪辱を果たした。

 21年5月の後楽園ホール大会で伊藤に敗れ、悔しい敗戦でプロレス人生をスタートさせていた荒井。この日は3年半ぶりのシングル激突となった。

 荒井の仕掛けたサソリ固めをスルリと抜け、ボストンクラブで返すなど、試合は終始伊藤ペース。必殺のFinallyを顔面に決めるも、倒れない伊藤に、お返しのヘッドバットを食らってしまう。

伊藤麻希と指切りをする荒井優希(右)
伊藤麻希と指切りをする荒井優希(右)

 それでも立ち上がった荒井は、負けじとヘッドバットで切り返し、ビックブーツから新人賞(顔面への2段蹴り)を決め逆転。最後は再びのFinallyで伊藤をマットに沈めた。 

 リベンジに成功した後、リングで伊藤と意味深な指切りを交わした荒井。その意味についてバックステージで「荒井に対して同等というか、今までは上から見られることしかなかったような気がしていて…。いろんなメッセージがこもっていたのかな。いつもと違った空気がとてもうれしかったので、幸せでした」と笑顔を見せた。勝利の余韻に浸る間もなく「これからも伊藤麻希の背中を追っていきたいと思います。今日は勝てて、とてもうれしいです」と残し控室へと去った。