パ首位のソフトバンクは22日の2位・日本ハム戦(エスコン)に3―4で競り負け、今季初の優勝マジック点灯はお預けとなった。
2回に中村の2号先制弾、今宮健太内野手(34)のプロ100本塁打目となる2号ソロで幸先よく2点を先取。だが、3回に先発・松本晴が二死から連打を浴びて逆転を許すと、試合は一進一退の攻防となった。6回に牧原大の適時打で追いつくも、7回に3番手・藤井が万波に決勝ソロを被弾。天王山初戦を落とし、ライバルとのゲーム差は2・5に縮まった。
試合後、選手の表情は一様に厳しかった。今宮は「2アウトからもったいないところもあった。ああいうところだと思います」と語った上で「今日はチーム全員で切りかえて、明日に挑むことが大事」と言葉に力を込めた。名手が指摘したのは3回二死の守備。内野安打となった水野の一塁へのゴロに、松本晴のベースカバーが遅れたシーンだった。
「自分のミスがきっかけで逆転されてしまい、チームに申し訳ない」と猛省した松本晴。小久保監督は試合後「ミスじゃないと思うけど…」とかばった上で「打者走者の足の速さが、頭にしっかり入っていたのか。あとはちょっとでも早く踏もうという意識があったのか」と述べ、先発ローテーションを託す左腕の成長を見込んで言葉を送った。
今宮の他にも、経験豊富な主力陣から流れを手放したシーンへの指摘は実際に多かった。今宮は試合後「余裕があるわけでもない。何が起こるか分からないのがシーズン。大事なのは、明日の入りです」とも言及。
まくったこともあれば、まくられた経験もある。過去の経験からシーズンが佳境に近づくにつれてVロードが平たんではないことを知っている男の言葉がチームに響いた。











