第107回全国高校野球選手権大会の第12日(17日)の第2試合で横浜(神奈川)が津田学園(三重)に5―0と快勝し、17年ぶりの8強入りを決めた。春夏連覇に向けて〝大本命〟が順当に歩を進めるが、大阪桐蔭OBの高校野球YouTuber「田端ブラザーズ」の田端良基氏(31)は「横浜の優勝はない!」と断言。その理由とは…。
2年生右腕の織田が胃腸炎明けながら、106球を投げて5安打の完封勝利。3試合を投げて2完封の無双投球で、8強進出の原動力となっており「ストライク先行でどんどんいった。内容としても一番よかった。完封というより勝利に貢献したい。周りの選手を温存して自分は犠牲になっても勝ちにこだわりたい気持ちがある」と強い決意を口にした。村田監督も県岐阜商との準々決勝(19日)に向け「選手の目指しているものは、その先にある。次に向けて頑張っていきたい」と頂点を見据えている。
しかし、エースナンバー「1」を背負った左腕・奥村頼人(3年)はこの日も登板はなく、ここまで1試合で打者1人だけ。県大会前に左太ももを負傷して以来、明らかに織田に負担がかかっている。打線も爆発力はなく、相手ミスに乗じた得点が多い。
そんな状況を田端氏は「織田投手が投げすぎ。もらった点が多すぎる。エースが1か月前にケガするなんてあり得ないし、状態が良くなくて、もしかしたらこのまま投げないのかもしれない。ここまではクジ運と〝甲子園慣れ〟と〝横浜のユニホーム〟で勝っている。僕は大会前から優勝はないと見ていますし、今も変わっていません」と鋭く指摘した。
〝足かせ〟とみるのが「ダブルのプレッシャー」だ。春夏連覇に加え「チーム内からも重圧がかかっている。動画でスタッフや村田監督の選手への接し方を見ていると分かります。完璧を求められている。西谷監督なんか『1点でも多く点を取って来い』だけでしたもん。大阪桐蔭には外からはあっても、中からの(重圧)はなかった。1つのミスが出た時、二重の重圧を抱えていると、すぐの切り替えが難しくなる。県大会も先制されてギリギリの試合ばかりだった。クジ運で次も勝てるかもしれないけど、準決勝からはそうはいかない」と敵は〝内側〟にも潜んでいるとみている。
松坂大輔氏を擁した1998年以来、27年ぶりの快挙を狙うが、名門校が試練を乗り越えることはできるか。














