フィギュアスケート女子で2025年世界選手権銅メダルの千葉百音(木下グループ)は、自身のパフォーマンスに危機感を抱いている。

 今季初戦となったサマーカップ最終日(12日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)のフリーでは3回転サルコーなど全てのジャンプを着氷。細かいミスはあったが、131・84点をマークした。11日のショートプログラム(SP)で失速した影響もあり、合計192・44点の2位。演技後には「SPの記憶をどこかに吹き飛ばして、しっかり演技することができたのでよかった」と安堵の表情を浮かべた。

 ただ、今季はミラノ・コルティナ五輪イヤー。大舞台を見据える上では「練習でできてるからといって本番でできるわけではないというところを踏まえると、練習でどういう心持ちで自分の中で追い込んでいくか、仕上げていくかというところが本当に今季大事になってくると思う」と自己分析。「本当に五輪を目指しているからには、それ相応の練習だとか考え方をもっと改めていかないといけない」と気を引き締めた。

 今大会は17歳の中井亜美(TOKIOインカラミ)が逆転優勝。今後は激しい代表争いが予想されるだけに「今季は今季の悩みとか、それに向けての立ち直り方とか仕上げ方とかあると思う。常に自分で頭をフル回転させながら自分でケアしていかないとわからないところなので、頑張りたい」と闘志を燃やした。