WWE真夏の祭典「サマースラム」初日(2日=日本時間3日、ニュージャージー州イーストラザフォード)は、熱戦の連続で大きな盛り上がりを見せた。

 真夏の祭典は今年から2日間開催となり、会場のメットライフ・スタジアムには5万3161人の大観衆が集結。オープニングには米超人気ラッパーのカーディ・Bが登場して、開会を宣言した。

 WWE女子タッグ王座戦では魅惑のベテランコンビ、シャーロット・フレアー&アレクサ・ブリスが、「ザ・ジャッジメント・デイ」で王者のラケル・ロドリゲス&ロクサーヌ・ペレスに挑戦。最高峰王座獲得14度の〝女王様〟シャーロットと同5度のアレクサはともに我が強く、コンビネーションが懸念されていた。

オープニングのスピーチをするカーディ・B©AbemaTV, Inc
オープニングのスピーチをするカーディ・B©AbemaTV, Inc

 予想通り王者組に序盤から捕まり、シャーロットに続いてアレクサもローンバトルを強いられる。シャーロットがダイビングクロスボディーとムーンサルトプレスを王者組の2人にまとめて決めて反撃に出るが、アレクサのエルボーがシャーロットに誤爆。続けてシャーロットが、ラケルのテハナボムからロクサーヌのポップロックスをくらって窮地に陥った。

誤爆でシャーロット・フレアー(手前)をダウンさせたアレクサ・ブリス©AbemaTV, Inc.
誤爆でシャーロット・フレアー(手前)をダウンさせたアレクサ・ブリス©AbemaTV, Inc.

 だがアレクサがカットに入り、3カウントを許さない。代わったアレクサがロクサーヌにカウンターの右ストレートを放って逆転すると、シャーロットはビックブーツでラケルを退治。最後はアレクサがロクサーヌをシスターアビゲイルDDTで叩きつけて、新王者に輝いた。

 試合後のポストショーでは、シャーロットが「私はあなたに殴られたのよ」、アレクサは「彼女はうっとうしい人」などとチクリチクリとやり合いながら、〝友情コンビ〟で王座奪取を喜んでいた。

 第1試合では、〝OTC〟ローマン・レインズと〝メインイベント〟ジェイ・ウーソのブラッドラインコンビが、セス・ロリンズ軍のブロン・ブレイカー&ブロンソン・リート組と激突。パワフルな両チームが一進一退の攻防を繰り広げる激闘となった。レインズは珍しいノータッチ式のトペ・コンヒーロを披露。最後は乱戦の中、ジェイがブレイカーにスーパースピアーを狙われたが、レインズはジェイを押しのけて代わりに被弾した。OTCが身を挺(てい)し、自己犠牲の精神を発揮。最後はジェイがリードをスピアーからウーソスプラッシュで葬り、レインズ&ジェイが勝利を飾った。

 WWE女子王者のステファニー・ストラットンはジェイド・カーギルに、プリティエストムーンサルトエバーを決めて王座防衛。サミ・ゼインはカリオン・クロスにヘルヴァキックで快勝した。

 この日の「WWEサマースラム2025」は「ABEMA PPV」で生中継された。