WWE真夏の祭典「サマースラム」初日(2日=日本時間3日、ニュージャージー州イーストラザフォード)で実現した人気ミュージシャンvsユーチューバーの異色対決は、WWE所属のローガン・ポール(30)にがい歌が上がった。
真夏の祭典は今年から2日間開催となり、会場のメットライフ・スタジアムには5万3161人の大観衆が集結。米人気カントリー歌手のジェリー・ロール(40)がプロレスデビュー戦で、〝毒蛇〟ランディ・オートンと組み、チャンネル登録者数2360万人の人気ユーチューバー兼レスラーのローガンと、ドリュー・マッキンタイアの強力コンビと激突した。
大減量してWWEパフォーマンスセンターで特訓を積んできたジェリーは、勇ましく先発を買って出た。ローガンをボディースラムで投げてエルボードロップを叩き込んだが、元WWE王者のマッキンタイアには歯が立たない。連係攻撃に苦しめられ、ローンバトルを強いられた。何とか代わったオートンも、場外戦で痛めつけられた。ジェリーが助けに入るが、ローガンの右フックをくらってダウン。そのままマッキンタイアによって、実況席のテーブルに載せられた。
ローガンはサングラスをして自身の飲料ブランド「PRIME」のボトルを手に、コーナーポストへと上がった。ボトルを乾杯の要領で投げ捨てると、フロッグスプラッシュを敢行。驚異的な高さと飛行距離の一発で、ジェリーを実況席ごと破壊してみせた。観衆からは一斉に「ホーリー・シット!(超スゲー!)」のチャントが上がり、相棒のマッキンタイアでさえも驚きの表情を見せた。
本職のレスラーが浴びてもKO確実の一発だっただけに、〝素人〟のジェリーは全く動けず、スタッフに担がれ、試合を放棄して花道を引き揚げようとした。ところが、リング上でマッキンタイア&ローガンから一方的に攻められるオートンを見て奮起。毒蛇に代わってリングインし、ローガンをラリアート2連発から高角度のチョークスラムで叩きつけた。
さらにマッキンタイアにはカウンターのブラックホールスラム。大観衆の声援を背に、ローガンをパワースラムでマットに打ちつけた。だが、マッキンタイアにカットされ、強烈なクレイモア(シングルドロップキック)を浴びて横倒しになった。オートンがローガンにコーナーポストに激突させられると、最後はローガンがジェリーをフロッグスプラッシュで圧殺して、3カウントを奪った。
ローガンのセンスあふれるマットさばきはもちろんのこと、ジェリーのプロレスに対する真摯な姿勢で予想を超えた熱戦に。WWEならではの好試合となった。
この日の「WWEサマースラム2025」は「ABEMA PPV」で生中継された。













