新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会で、プロレスデビューする2021年東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(29)が〝セコンドデビュー〟の収穫を明かした。

 6月に新日本に入団したウルフは現在、道場で日々練習を積んでいる。入団会見では棚橋弘至社長が「試合会場にも少しずつ帯同してもらって、ほかの若手と一緒に大会全体の流れだったりとか。実際、プロレスの試合を見ることもすごく勉強になりますので」と、育成の方針を明かしていた。

 その言葉通り、ウルフは真夏の祭典「G1クライマックス」が開催されている25、26日の大田区総合体育館大会に来場。新日本プロレスのTシャツとハーフパンツ姿で、ヤングライオンとともにセコンド業務に従事し〝下積み姿〟をファンに披露した。

怒りが収まらないタイチ(中)を止めに入るウルフ・アロン(左)
怒りが収まらないタイチ(中)を止めに入るウルフ・アロン(左)

 26日の大会後に取材に応じたウルフは「プロレスの基礎をいま勉強してる段階ですけど、その状態で見る試合は、今まで見てきた試合と違うなと感じました。技の極め方も、今まではいかに極めてるかを分からずに見ているところがあったので。ポイントポイントでしっかり極めてるのは洗練されてるなと、すごく感じました。そこは練習してるからこそ感じられるポイントなのかなと。あんなに間近で見られることなんてないので」と振り返った。

 さらには「練習生の状態でヤングライオンの方たちと同じ距離で見られたのは収穫は大きかったですし、1月4日にデビューするとなった時の想像も少しずつできるようになればなと思いました」と、モチベーションも高まった様子だ。

 初めてのロープ上げも無難にこなし「リングインするところをあの角度から見られるのは…自分もデビューしたいので、そういう目(ファン目線)で見るのはよくないのは分かってるんですけど、間近で見られたうれしさと、自分もこうなりたいと改めて実感できた気がしますね」と目を輝かせた。

 次回の来場は未定だが「タイミングが合えばまた行きたいですけど、今は練習が最優先なので」と強調。金メダリストは、一歩ずつレスラーへの階段を上っている。