政治ジャーナリストの田崎史郎氏が25日、ABCテレビ「news おかえり」にリモート出演。石破茂首相に対する〝退陣要求〟の動きが自民党内で加速する中、〝ポスト石破〟の現状について解説した。

 田崎氏はポスト石破の候補について「動き始めているのは高市早苗氏。岸田文雄氏も再登板に意欲」とモニター画面に掲示。

 高市氏の〝動き〟について「仲間の議員と会談したり、自民党の実力者である麻生(太郎)さんを訪ねて会談したり、明らかに石破さんの退陣を前提に動き始めてる」と説明し「ただ、前回の総裁選で高市さんは推薦人20人を集めるのにかなり苦労されたんです。推薦人を集められるかが、最初のハードルになるだろうと思います」と分析した。

 高市氏は前回の総裁選で推薦人集めが難航し、旧安倍派から4~5人の応援を頼んでいる。しかし後に、衆院選、参院選で20人のうち8人が落選してしまった。

 田崎氏は「(選挙で議席を減らしたが)自民党の今の衆議院と参議院の数を足しますと、297人いる。そのうちから20人を集めるというのはある程度支持を得ている人なら高いハードルとは言えないんです。しっかりやって来てる方は、すぐ集まると思うんですよ」と証言。

 その上で「普段の議員同士の付き合いとか、仲間づくりが高市さんの場合、それほど熱心ではなかった。非常に優秀な議員なんですよ。勉強もよくされて。でも、勉強していても人は集まらないんです」と、ひときわハードルが高いことを憂慮した。

 また、岸田氏については「去年8月に退陣表明したが、政策の失敗があったわけじゃない。本人はまだまだやれるという気持ちを持ってらっしゃいますが、強い支持者がいるかというと、そうではない」と現状について語っていた。