社会学者の古市憲寿氏が19日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。俳優・佐藤二朗のハラスメント騒動における世論の〝暴走〟に警鐘を鳴らした。

 この日は「今の日本は万人に温かく優しい社会か?」について議論。共演の田嶋陽子氏は「優しい社会ではない」とし、「日本はこのまま下降していきます。それは国民の半分の女性が男性と同じようにフルタイムで働いてないせいです」「日本の女性はこれからなるべく、できる限りフルタイムで働けるような社会体制を作っていかないといけない」と訴えた。

 これに古市氏は「田嶋さんが言うみたいな、男女ともに働くっていう男女平等に僕は完全に賛成」とした上で、「でも一方でやっぱり今フェミニズムみたいなものが一部で暴走してて。例えばもう佐藤二朗さんは絶対悪いんじゃないかとか、なんか週刊誌報道しか根拠がないのに、自分で調べたわけでもないのに、絶対中年男性は悪者みたいな感じで、世論が暴走してるのはすごい怖いと思うんですよ」と私見を述べた。

 田嶋氏は佐藤の騒動について認識していなかったようだが、議長役の山口真由氏が「佐藤二朗さんっていうのは、今、橋本愛さんとパワーハラスメントが問題だったんじゃないか?って言われていて。で、古市さんがおっしゃってるのは、多分その名前出すかわかんないけど、松本(人志)さんとか中居(正広)さんとか、強者に見える人に対して、フェミニズムの観点から『攻撃してもいい』っていう風潮が問題であると」と解説した。