フジテレビのドラマ制作をめぐる一部報道に驚きの声が上がっている。

 俳優の佐藤二朗(57)と橋本愛(30)のハラスメント騒動を受け、来年1月クールの月9ドラマの内容を恋愛モノから変更するというのだ。10日に一部スポーツ紙が報じた。

 すでに主演の男性俳優は決定済みで、ヒロイン役のキャスティングが進行。それが上層部の判断で企画ごと変更するといういうから現場は大混乱だ。芸能関係者の話。

「前代未聞。来年1月クールなら秋には撮り始めなければいけない。スケジュールの大幅な見直しは必至。主演俳優もいい気はしないでしょう」

 背景にあるのは、佐藤と橋本のトラブルだ。同局連ドラ「夫婦別姓刑事」(6月23日最終回)で、佐藤がアドリブで橋本のあごに触れたところ、大騒動に発展。橋本は身体接触に制限がつく女優で、そのことを知らされていなかった佐藤は楽屋に乗り込み、女優キャリアを否定するような発言をした。これがフジの外部弁護士から「ハラスメント」とジャッジされることとなった。

 恋愛モノは身体接触が付きもの。しばらくは〝リスクがある〟という考えなのか。

 とはいえ、今回のトラブルと1月クールの連ドラは無関係。過剰反応を指摘する声も聞かれる。

「恐れているのは昨年の中居正広さんの騒動の二の舞。局内には『またスポンサーが撤退したら今度こそ終わる』という警戒感が根強い。わずかな火種も残してはならない」とはフジ関係者。

 他方、俳優を抱えるプロダクション幹部は「ドラマの内容がころころ替わるようでは、たまったものではない。俳優ファーストではない」と苦言を呈する。フジの迷走は続く――。