英国の都市グラスゴー上空を巨大なドラゴンが飛行する姿が目撃され、住民たちは「自分の目を疑った」と騒然となった。英紙サンが先日、報じた。

 ドラゴンを思わせる巨大な飛行物体が、グラスゴーの多目的アリーナ「OVOハイドロ」の上空を滑空する様子が撮影された。通勤途中の人々は、その異様な光景を目の当たりにし、「幻覚ではないか」と困惑したという。

 映像を撮影したのは、英STVラジオのDJユエン・キャメロン氏。キャメロン氏はXに動画を投稿し、「21日午前5時45分、仕事へ向かう途中、クライド川の上空をこれが飛んでいるのを見た」とコメントした。

 この動画には多くのコメントが寄せられた。STVの司会者ハンナ・カーマイケル氏も「ニュースルームの窓からこれを見て、自分の目がおかしくなったのかと思った!! 誰も信じてくれなかった」と投稿した。

 SNSではさまざまな憶測が飛び交い、サッカーファンの間では、スコットランドの名門レンジャーズが獲得すると噂されるセルビア人MFヴァニャ・ドラゴイェビッチの加入発表を盛り上げるための極秘演出ではないかとの説まで浮上した。

 しかし、この飛行物体は移籍発表の演出ではなかった。実は、大ヒットファンタジードラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」に登場するドラゴン「シアラックス」を再現した最新鋭の模型とみられている。この模型は以前にも、同ドラマのPRの一環としてロンドン上空を飛行し、話題となった。

 重量約13キロの飛行模型は、ドイツの航空技術会社エアステージが製作したもので、カーボンファイバーや発泡素材を使用し、脚部には小型エンジンを内蔵。まるで本物のドラゴンが飛んでいるかのような動きを実現している。

 エアステージの最高執行責任者(COO)ニルス・シュレンター氏は以前、「これは当社がこれまで製作した飛行模型の中でも、最も精巧なものの一つです。数か月にわたる研究開発と複雑な製作工程を経て、チームはドラゴンが空中で本物らしく見えるよう、あらゆる細部を徹底的に作り込みました」と、その完成度に自信を示している。