ソフトバンクは21日の西武戦(ベルーナ)に4―1で勝利し、今季5度目の同一カード3連勝。引き分けを挟み今季最長となる6連勝で、前半戦を51勝34敗4分けで折り返した。

 相手の最強投手陣を打ち砕いた。相手先発は試合前時点で防御率1点台の隅田。ホークスも今季2勝を献上していたが、一気の集中攻撃で左腕を攻略した。3回、先頭の8番・海野が中前打で出塁すると続く牧原大が一塁側へ自らも生きる絶妙なドラッグバントを決めて好機を演出。下位が作ったチャンスを上位が返した。1番の周東が左翼線へ二塁打を放ち同点とすると、3番・ダウンズが中越えの勝ち越し二塁打を放った。ダウンズは「とにかく自分の打つべきボールに積極的にスイングを仕掛けにいった。の結果がいい形につながってくれた」と一打を振り返った。この回鷹打線は7本の安打を集め一挙4得点。隅田に集中打を浴びせ、結果的に左腕を4回途中でマウンドから降ろした。

 前半戦最後の3連戦で西武をスイープ。相手先発が今井、武内、隅田の最強投手陣に対して打つのみならず足や小技を絡めて牙城を崩し、3試合全てで5回以内に先発をマウンドから降ろした。チーム内からは「平常心で投げさせないための作戦面などがうまくいった」と声が上がった。

 小久保監督はこの同一カード3連勝を「めちゃくちゃ大きい」と語った。貯金は今季最多を更新する「17」。リーグ連覇に向けて、いい形で前半戦を締めくくった。