大日本プロレスのBJW認定世界ストロングヘビー級王者の橋本大地(33)が亡き父・橋本真也さんの思い出を語り、団体を率いていく決意を新たにした。

 11日に父・真也さんは没後20年を迎えた。印象深い出来事を尋ねると、特撮テレビドラマ「ウルトラマンガイア」に真也さんが出演した際のエピソードを語ってくれた。

「ウルフファイヤーっていうのと戦うんですよ。胸を爪で引っかかれるんですけど、それ(傷の特殊メイク)を消さないで帰ってきて僕の部屋に来たかと思えば『怪獣と戦ってきたんや』って。何言ってんだって軽く流してたんですけど、後日テレビを見たら本当に戦ってて」と子煩悩な一面があったことを明かした。

 父と同じ道を歩んだ大地は今や名実ともに大日本の〝顔〟だ。同じく新日本プロレスをトップ選手として率いていた父が自分のことをどう思っているのかは、もはや知るすべがない。しかしリングの中で受け継いでいるものもある。「父の技を僕が使うことで、この技を使った選手がいるよってことを思い出してくれたらいいかなと思います」と言い結んだ。

 8月24日に愛知・豊田合成記念体育館ENTRIO大会でレイトン・バザードとのV2戦を控える大地は、この日行われた幡ヶ谷六号通り商店街大会に神谷英慶とのタッグで登場。父譲りのミドルキックを決め、ジャーマンスープレックスで勝利を収めた。

「自分なりの楽しいプロレスをして皆さん楽しんでもらえれば」と意気込んだ大地。何者をも超えていく姿を見せてくれるはずだ。