阪神が16日の中日戦(甲子園)に0―6で完敗。5月15日のDeNA戦(横浜)以来、今季5度目の完封負けを喫した。
リーグ首位を走りながらどうにも中日には勝てない。この日の敗戦で5勝7敗となり、交流戦後では初の連敗で6カードぶりの負け越しとなった。藤川球児監督(44)が試合のポイントに挙げたのは送りバントだった。両チーム無得点の3回。先頭打者の梅野が11球粘って右前打で出塁すると、打席には才木が立った。ここで犠打を試みるたが、スリーバント失敗で走者を進められなかった。続く近本の二直で一走・梅野は戻れず併殺でスリーアウト。ここから徐々に流れが変わり始めた。
0―0のまま迎えた6回、中日の攻撃は先頭の石伊が左前打。続く高橋宏は投犠打をしっかり決めた。その後、二死一、三塁となり上林の右中間2点適時二塁打が飛び出し、これが決勝点となった。才木は6回を90球、3安打2失点の投球だったが、投球以外の部分で隙を突かれる結果となった。
藤川監督は才木の投球に関しては「すごく良かった」と認めた一方で「野球のゲームとしてね、才木はバントをうまくできず、向こうの高橋投手はバントを決める。投げること以外もセ・リーグに関してはやらないと」と苦言を呈した。これは今後の戒めといったところか。
この日、試合がなかった2位・巨人とは8・5ゲーム差。貯金も「17」を確保し、2年ぶりのリーグ優勝へ圧倒的に優位に立つが、虎将はあえて厳しい言葉でチームの引き締めを図っていた。












