DDT15日の新宿大会で、EXTREME級王者のTo―y(25)が佐藤光留(45)を下し、初防衛に成功した。
王者にルール決定権のある同王座だが、今回は「約24時間!! お小使い1万円!! プロレス遠足デス・マッチ♡」(原文ママ)として開催。試合に先立ち、お小遣いとして両選手に1万円が与えられ、これを公営ギャンブルなどで増やしたり、凶器を購入したり、味方を雇うことも認められた。
試合は14日の午後7時に開始され、両者はあちこちで金策や武器調達、仲間の雇用に走った。そして迎えたこの日の大会開始直前、To―yがリングに登場。困り眉をつくりながら「光留さーん。いますよね? ちょっと来てください…」と弱々しく呼びかける。これに応じてリングインした光留にボートレースでお金を使い果たしたとして「1000円でいいんで貸してください…。パチンコ屋があるんで、どうにかして返すんで…」と眉尻を下げた。
その後、頭を下げ続けて5000円を借りたTo―yは「アーッハッハ! お前はバカか! また渡しちゃったな!」とやっぱり手のひらを返す。これに「返せ!」と迫る光留に「これはもう僕のっすよ。なんか契約書でも書きました?」とクズすぎる言葉を吐き捨てて「今からジャグラー打ちに行きます」と夜の歌舞伎町へ。怒る光留もそれを追いかけていった。
そしてメイン前に2人はモメながら再登場。光留から「金を返せ」と迫られるTo―yは「返せませんよ…」と言いつつリングイン。光留が100円で雇ったという強面のレスラー3人と夏休み色の強い凶器で集中攻撃される。さらに借金のカタに身ぐるみをはがされた。
だが、セコンドについていた高鹿佑也が見かねて助っ人に入り、流れを引き寄せる。さらにTo―yは光留の用意していた鈴木みのるのTシャツを奪って着用し、ステッカーを腕に貼った。これに臆した光留に一気に攻め込むと、みのるの後光で敵の援軍3人まで味方に引き入れることに成功。最後は、みのるコールを要求してから「風になれ」と叫びつつ、ととのえスプラッシュで3カウントを奪った。
25時間43分21秒行われた試合を制したTo―yは「風になったぞ!」と笑顔だ。その上で「光留さん、戦ってくれてありがとうございます。でも、お金は返しません!」と歌舞伎町のど真ん中で借金踏み倒しを宣言。さらに高鹿からの挑戦表明にも「このベルト、最高に楽しくて気持ちよくて脳汁メッチャ出るよ」と応じ、8月30日の東京・ひがしんアリーナ大会でのV2戦が決まった。












