DDT8日の上野大会で、佐藤光留(45)がEXTREME級王者のTo―y(25)を破り、ベルト奪取に弾みをつけた。
15日の東京・新宿フェイス大会で同王座戦を行う光留はこの日の大会前、調印式に臨んだ。ここで試合ルールを決める権利を持つTo―yから「1時間!! お小使い1万円!! プロレス遠足デス・マッチ♡」(原文まま)と、試合時間1時間でお小遣い1万円を使って武器の購入や仲間の雇用をして戦う試合形式が提案される。
だが、光留は「時間が短くないか、これ?」とまっとうな異議を唱える。これを受けて「24時間!! お小使い1万円!! プロレス遠足デス・マッチ♡」(原文まま)と変更され、試合時間を約24時間にして14日午後7時に試合開始することが決定。また、時間内であれば、公営ギャンブルなどでお小遣いを増やすことも認められることになった。
その後、2人はセミのタッグ戦で激突。それぞれ王座戦で使用するお小遣い1万円を用意し、自分と味方がフォールされれば1000円が、エスケープすれば2000円が、カットに入れば3000円が没収され、勝者がその罰金を全取りする特別ルールで行われた。
すると開始早々、光留とTo―yがダブルエスケープで2000円を徴収されるなど波乱の幕開け。さらに光留のパートナー・彰人とTo―yと組んだ上野勇希が押さえ込み合戦を展開し、両軍が罰金を取られるなど一進一退の攻防になった。
終盤には光留が残金なし、To―yは1000円と大接戦に。ここで光留がワキ固めで捕獲する。残り1000円でロープエスケープも味方によるカットも認められないTo―yを絞めあげ、タップを奪って勝利を手にした。
これで19000円の総取りに成功した光留は、残金1000円の王者に対し勝ち誇る。だが、To―yから涙ながらに「光留さ~ん、聞いてくださいよ…。1000円じゃあ何もできないって…。9000円を1万円にして返すから貸してください。お願いします」と訴えられた。
これに難色を示していた光留だが、観客のコールも受けて「お借り入れ、ありがとうございます」と9枚の1000円札を手渡す。するとTo―yから「おい、お前は俺に9000円をあげた! 地獄の遠足の始まりだ!」と手のひらを返された。
これに光留は「頭おかしいだろ!」と激高。それでも「まあ、1万円でEXTREMEのベルトをもらえるなら安いもんだ」と切り替え、同王座初戴冠に鼻息を荒くした。果たして本番の王座戦の行方は…。













