新たな〝難敵〟が出現だ。西武は14日の日本ハム戦(東京ドーム)に1―2で惜敗。相手先発・達孝太投手(21)の前に散発2安打で、2試合連続の完投負けを喫して貯金を失った。

 西口文也監督(52)は「対策通りになかなかいかないもので、選手もなかなか…というところですね。変化球も甘い球は来ていたけど、それを打ちにいけなかったり、打ち損じている。そこはチームとしてもいろいろ話をしている。あとはそこをどうやって思い切り振っていけるかなんで」と白旗を掲げた。

 これで達に対しては今季3戦全敗。直近の18イニングで達から放った安打は、ネビンの5安打とこの日の古賀の1安打のみ…。得点はネビンのソロ2発による2点だけで、前日(13日)に3シーズンにわたって13連敗を喫しているロッテ・小島のような〝西武キラー〟に昇華しそうな予感まで漂っている。

 新人ながら即戦力の渡部聖弥外野手(22)は2回二死三塁、7回二死二塁の好機でいずれも直球を打ち上げて右飛に倒れた。それだけではなく、達のフォークについても「いいですね。結構球持ちがいいので、真っすぐと近い感じで見分けがつきにくい。(攻略するには)どちらかに絞るしかない。どっちも全部いこうと思ったら術中にハマッてしまう」と脱帽するしかなかった。

 交流戦後、パの上位3球団に対して2勝7敗と総合力の差を見せつけられている西武。指揮官は「切り替えていこう。また開幕に戻った」と前を向いたが、残りは60試合と着実に時計の針は進んでいる。