巨人・丸佳浩外野手(36)が8日の中日戦(山形)で1点ビハインドの9回に右中間を破る逆転サヨナラ打を放ち、チームを劇的勝利に導いた。

 2―4で迎えた9回裏の攻撃。一死から代打・佐々木、岸田と連打でチャンスメークすると、まずは代打・中山が適時打を放って1点差。なおも一死一、二塁とチャンスが続き、丸が打席に立った。

 3年前の同地でも決勝打を放ったベテランは、中日の3番手・清水が投じた3球目、真ん中高めの121キロのカーブを捉え、打球は右翼・上林の頭上を越えてフェンスに直撃。この間に二走・湯浅と一走・中山が一気に本塁へ生還し、巨人が劇的な逆転勝利を収めた。

 勝利を確信した背番号8は右手を掲げて三塁を踏み、ベンチから飛び出したナインと歓喜の瞬間を分かち合った。

 丸は「(中山)礼都も難しい局面でポンとタイムリーを打ってくれたので、楽になったというか、変に硬くなることなく打席に入れたかなと思います」と振り返ると「最後まで諦めずに、清水投手から3点を取れたことは自信にしたい」と力強く語った。

 一方で4打席目を除くそれまでの計3打席では無安打と苦しんでいただけに「欲を言えば、これを『よーいどん』からできるようにしなきゃいけない。そこを目指して、また明日頑張りたいと思います」と試合序盤からの活躍を誓った。