スペインで土手に転落した飼い主を愛犬のヨークシャー・テリアが救った。スペインメディア「アラゴン・ノティシアス」が先日、報じた。

 アラゴン州サラゴサ県サラゴサ市在住の男性(78)がまだ日が昇る前の早朝、人里離れた道を愛犬と散歩している時、急斜面の土手に転落した。ヨークシャー・テリアは、その地域をパトロールしていたサラゴサ市警のパトカーに向かって吠えた。警察官が犬に気づいて停車した。犬は道の脇の土手近くまで警察官を誘導しているようだった。

 まだ暗い中、犬の行動に興味をそそられた警察官は、その場所に行くと、下から人間のうめき声のような音が聞こえた。

 3メートル下のイバラや茂みに覆われた土手を調べたところ、地面に倒れている男性を発見した。ロープを頼りに斜面を下りた警察官らは、全身傷だらけの男性を発見した。数時間前に滑り落ちたという。

 消防隊が到着すると、負傷した男性は担架で急斜面から救出され、病院に搬送された。犬のルーカスは自宅へ搬送された。

 サラゴサ市警はインスタグラムにルーカスの画像を投稿し、「小さなヒーローが飼い主を救った」とほめたたえた。