ソフトバンクは3日の日本ハム戦(みずほペイペイ)に4―1の快勝を収め、4連勝を飾った。カード全勝で2位に浮上し、首位オリックス、3位に陥落した日本ハムとはゲーム差なし。貯金を今季最多の「11」とした。
がっちり投打がかみ合った。打っては不振を脱した山川穂高内野手(33)が圧巻の2発。2回に相手先発・金村のフォークを捉えて左翼席へ先制の12号ソロを放つと、6回は3番手・生田目のカットボールをライナーで左翼テラス席へ運ぶ13号ソロを放った。一発目を「イメージ通りにフォークを完璧に捉えられた」と自画自賛。沈む変化球にうまく反応し、コンタクトした打撃は大砲の完全復活と言えた。3―1で迎えた6回先頭で放った2発目は、貴重な中押し弾。「(前の打席の)いい感覚の中で思い切って自分のスイングができた」。4月11日以来となる今季2度目の1試合2発。追加点が欲しいところで飛び出した一発の価値は大きかった。
投げては先発・松本晴投手(24)が7回1失点(自責0)の好投で3勝目を挙げた。123球の熱投で無四球、圧巻の14奪三振。プロ初の2ケタ三振だった。5月に中継ぎから配置転換となって、この日が6度目の先発。キャリア最高とも言える内容だった。松本晴を好リードした海野隆司捕手(27)が4回に決勝の2点タイムリー。若いバッテリーの躍動がチームに活力をもたらした。
この日は正三塁手の栗原陵矢内野手(28)が右脇腹を痛めて登録抹消。また一人、主力が欠ける事態となった。小久保監督は「そんなにかかりそうでもないのかなと思っている。もう一回やったら長くなるので外した」と説明。大事になる前に戦列から外す決断を下した。不穏な空気を吹き飛ばすカード全勝にも指揮官は「明日(4日の西武戦)が大事。こっちはモイネロで、西武の最強投手陣が来るので。まずは3連戦の初戦が大事」と気合を入れた。勢いを止めず、突き進む。












