巨人が1日の阪神戦(甲子園)に1―2で敗れ連勝が3でストップ。阿部慎之助監督(46)は走塁で手痛いミスを犯した助っ人に苦言を呈した。
先発の西舘は6回2失点とゲームメーク。2点ビハインドの6回に坂本の適時二塁打で1点差に迫り流れを引き寄せたかに思えたが、続く7回の攻撃で思わぬ事態が待ち受けていた。
この回、先頭の西舘に代わり打席に入ったキャベッジは桐敷の3球目、146キロのツーシームを右前にうまくはじき返す。貴重な先頭打者の出塁となったが、右翼・森下がやや深めの守備位置だったことを確認したキャベッジは一塁を蹴って二塁まで爆走。結果は森下の好返球もあり二塁上でタッチアウトとなった。キャベッジは倒れ込んだまま悔しさの雄たけびを上げたが、ベンチの阿部監督は下を向いて落胆の色を隠せなかった。
結局1点差を詰められないまま終戦。阿部監督は助っ人の走塁を「アグレッシブで済ませていいのかっていうね。『野球を知りませんでした』っていうのと『アグレッシブ』は紙一重かもしれないけど、そうでは済ませてほしくないですよね」と苦言を呈すと「(今まで)アグレッシブにいってセーフのためしがないからね」とバッサリ切り捨てた。
キャベッジは「点差をもうちょっと考えて走塁するべきだったかなと思う。自分が一塁を蹴った時点ではまだ森下選手のところにボールが飛んでなかったので行けるかなと思った。もうちょっと考えるべきだったかなと思います」と猛省した。
走塁ミスも響き、チームは10安打を放ちながらもチャンスを生かせずに惜敗。西舘が強力な阪神打線相手に奮投していただけに、指揮官は「(西舘は)最少失点でいってくれましたし。なんとかこれがうまくかみ合って、タイガースに1つでも勝てれば。断然流れが来ると思うので、それを目指して明日頑張ります」と前を向いた。












