新日本プロレス29日の愛知県体育館大会でIWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀(46)に挑戦するザック・セイバーJr.(37)が28日、防衛ロードの青写真を明かした。

 ザックは今年2月に大阪大会で後藤に敗れ王座から陥落。ベルト奪回を狙った5月の米国・オンタリオ大会では、ダブルフォールによるドローで防衛を許すという不本意な結果に終わっている。

 この日の前日調印式に出席したザックは、やたらと光沢のあるTシャツで現れた王者に対し「後藤、そのシャツは一体どこで買ったんだ?」と興味津々。「G1クライマックス優勝、2日連続での東京ドームのメインなど多くのことを達成した俺のキャリアの勢いを止めたのは後藤であることは、認めないといけない。米国での再戦がダブルフォールで終わってしまい時間の無駄となってしまったが、その雪辱をようやく明日果たせる。明日俺が王者になって、世界一のテクニカルレスラーだというだけでなく、世界で一番強い男だと証明する」と王座奪回を誓った。

 王者の後藤はここまで同王座の連続最多記録となる7度の防衛に成功している。ザックは「俺の王者とほぼ同じ4か月でこれだけ防衛を重ねたことは、リスペクトしている。しかし、後藤の記録は、俺がこの先また王者となって塗り替えていきたい思いは強い。明日勝利して、前回王者時代からの続きの物語を見せたい」とキッパリ。

「IWGP世界ヘビーのベルトを世界中で防衛していきたい。メキシコはもちろん、ロンドンでもやりたいし、日本国内でも新日本以外の団体で防衛戦をやりたいと思っている。オフの期間に旅をしてきた中で気に入ったフィリピンでもやってみたいし、新日本が今までリーチできなかった、してこなかった国や団体でも防衛戦をやってきたい」と野望を明かした。

 一方で受けて立つ後藤は「ダブルフォールという、誰も納得しない、そんなモヤモヤを引きずったままG1(7月19日、札幌で開幕)に突入することはできません。IWGPの王者として、G1に挑みたいと思います。明日は誰よりも光ってみせるよ」とTシャツをキラリ。

「2月に戦った時から7度の防衛を経て、防衛を重ねるたびに俺は強くなっていると確信してますので。2月と同じような感じになるかは分かりませんけど、今の力を最大限に出すだけです」とTシャツを光らせていた。