巨人から念願のメジャー移籍を実現した菅野智之投手(35)の今後が見通せなくなってきている。

 MLB1年目の今季は不慣れな環境にもかかわらず、先発ローテーションを守り、15試合に登板して5勝4敗、防御率3・55の成績。3日(日本時間4日)のマリナーズ戦で挙げた白星を最後に3試合連続で勝ち星に恵まれていないが、ベテランの投球術で実力を示してきた。

 ただ、チームはア・リーグ東地区で34勝44敗の最下位。同地区の借金をすべて背負い、4位のレッドソックスにも5ゲーム差をつけられている。そのため、7月末のトレード期限を前にポストシーズンをにらむ各球団のトレード補強候補として、米メディアの間では何度も菅野の名前が取りざたされてきた。

 そんな中、オリオールズ専門メディア「ボルチモア・ベースボール・ドットコム」は23日(同24日)に菅野をはじめ、他のトレード候補と目される選手たちが残留するかどうかを予想。「もしオリオールズが7月31日のトレード期限までに、これらの誰かと契約を延長しようとしたら驚きだ。エフリンと菅野は最近苦戦しているが、シーズン最初の3か月は好投した。トレード期限までに何らかの形で契約が成立する可能性は十分ある」とし、1年契約が満了となる今オフについては「FA市場では投手が手薄となるため、両選手ともFAの可能性を探るかもしれない」と占った。

 いずれにせよ、菅野がチームに残ることには諦めモード。仮にユニホームが変わったとしても、オールドルーキーの活躍からは目が離せない。