阪神のプロ7年目・近本光司外野手(30)が、7日のオリックス戦(甲子園)で、プロ通算1000安打を達成した。「ケガなく丈夫な体をつくってくれた両親、家族、監督、スタッフ。コーチ、選手、ファンの声援もすごく力になっていますし、ほんとうに影響のない人はいないと思うので。自分だけの力じゃないとすごく思っています」。
初回の第1打席こそ先発・宮城相手に左飛に倒れたが、3回の第2打席では中前打。さらに、6回の第3打席では右前打を放ち、記録まであと1本とした虎の背番号5。
スタンドに詰めかけた虎党からの期待を背に受けながら、7回二死一、二塁で打席に立つと、初球の143キロ直球を左翼線に運んだ。メモリアル打は、チームに貴重な追加点をもたらす適時二塁打。一塁ベース付近で記念ボードを受け取り、スタンドに向かって一礼。両軍のファンから、大歓声と拍手で祝福された。
「調子が良くなくて、最近のカードで3試合3本打てることがなかったので。何とかという気持ちも強かったですし、甲子園でみんなの前でという気持ちはありました」と、安堵の表情を浮かべながら振り返った。
兵庫・社高から関学大、社会人・大阪ガスを経て2018年ドラフト1位で入団。プロ1年目から長嶋茂雄さん(巨人)の153安打を抜く159安打を放き、新記録を打ち立てていた。
藤川球児監督(44)も「ルーキーの頃からたくさんの監督さんだったり、コーチの方々と築き上げての今日ですから。コンディションよくやってきた彼のプレーヤーとしての努力だと思います」とたたえていた。













